バンドネオン修理(2)

「にかわを注文した」と書いたのを見た友達から一言「バンドネオンににかわは使わないよ」・・・。そうなのか・・・私は、楽器によるのではなく、素材によるのだと思っていたのだけど、うーん。でも、せっかく届いたから使っちゃうもんねー。上手くいけば「私って天才」、失敗したら「えへ、やっちゃった!!」(リサ風)、私に任せた時点で、そういうものなのです。
まずは、ボタンを押さなくても音が鳴るのを治します。ボタンを押すと、てこの原理みたいな感じで、各ボタンに対応した箇所の穴が開く仕組みなのに、穴をふさいでいる部品が取れちゃって、穴が開きっぱなしなのですね。しかも、3か所開いているから、音が重なって不気味な音が鳴るみたいです・・・。ということで、写真の右側の3か所の穴をふさぎます。

部品は、本体の中に落ちていたみたいで、そのまま使えて助かりました。どれがどこか推理しつつ、京都から届いたばかりのにかわを・・・塗りすぎたかも。接着部からはみ出てます。不器用なのよ、許して。私、木と木を接着するつもりでいたけど、この丸い部分は、皮なのかなぁ、ちょっとふわふわしています。でもまぁ、自然のものだから、いいのです。

一時的に非難していた各部品を元の場所に戻しました。とりあえず、穴をふさぐことだけしか考えていないので、ボタンが落ちているところは見ないふり・・・。

ということで、ある程度、乾燥したかな?というところで、本体にはめ込んで、いざ、試奏・・・!!
ボタンを押さずにゆっくり蛇腹を引いてみたら、音は鳴りません!!! やった!!! 
でも、そのまま蛇腹を押したら・・・「ドー!!」 ドー!?
あぁ、想像はつくのです。穴はふさがっているけれど、押さえの針金が折れているところがあったのだった。次は、そこを治そう!!と思ったのだけど・・・適度な素材がありません。ということで、今日はここまで。すごく集中力使って、倒れそうです。でも、少しでも進んでよかった☆