あるべき姿

横になっている時間が長いので、そのうち目を通そうと思っていた読み物を読んだりしています。
今日は、秋川雅史さんのインタビューを読みました。「千の風になって」は、色んな人が歌っているものを聞きましたが、この人の歌っているのをまだ聞いたことはありません(というか、インタビューの写真で、お顔も初めて見たぐらいです)。

聴く人が、それぞれの立場でいろいろな解釈ができるよう、曲の"あるべき姿"を伝えることを心掛けています。自分の個人的な感情をそこに乗せて歌うようなことはしていません。

歌での表現は、いろいろな方向から取り組むことができますが、私は、この考え方は、とても好きです。自分が、濃くなることと、とうめいになることは、同時進行できると思っています。一見、反対のことのようですが、どうしてかわかりませんが、きっとできると思うのです。