私も読んでみました。色々な事を考えました。私自身は、高校を出てすぐ住み込みで働き、劇団に入るため店を出てバイト生活…という笑えないくらいに貧乏な「それ、ネタですかと!?」と聞かれそうな時代をすごしているので、年収120万円も体験済みです。でも、普通に働くようになって、しばらくして抜け出しました。昔の私のように理由があって働く時間が取れない人やパラサイトや奥さま以外で、必要に迫られているのに、年収が200万円を超えられない人がそんなにいるのか!!というのが、とても驚きです。どうしたら、そんなことになるのでしょうか。
最近は、格差についてのお話もよく聞きますが、私などは「ママ社長」とか「パパお医者」とかいうお友だちに囲まれ、子供の頃から、世の中には「階級」があるものだと思って生きてきたので、格差という言葉ば、まだゆるい感じがします。そして、格差なら「埋めよう」という発想もわくけれど、階級となると、もうどうこうしようとは思わないんだな、怖いですねー。でも、その階級で幸せに生きていくことは考えますよ。今回は(今生は)、そういう役だったんだなぁ・・・と思いゲームを楽しみます。これは、諦めでも悟りでもないの。だから、私も最後は、モリタクさんのように、田舎でのロハス的生活を選ぶのだろうなぁ、と思いました。
- 作者: 森永卓郎
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- 発売日: 2007/02/16
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