食べること生きること24号

本というか、やずやの香醋を通信販売で買うと送られてくる冊子です。読み応えがありそうだったので、なんとなくとっておいたものなので、最新号ではありませんが、今週、お昼休みに、少しずつ読んでいます。
「食の崩壊は本当か?」という特集があって、いくつかの、ごく普通の家庭の一週間の食事が写真付で紹介されていました。去年の秋に一人暮らしを始めてから特に「ちゃんと、お料理できてない…」というのが、自分の中ではストレスとして少しずつ積もってきていたのですが、記事を読んでいて「じゃぁ、ちゃんとって、なんだろう?」と思ってしまいました。一般的な家庭でも、朝食抜きだったり、出来合いのものですませていたり、冷凍加工食品が普通に食卓にのっていたり…そんな内容が紹介されているのです。
自分は子供の頃も、母親が働いていたので、学校の家庭科で習うような、よく考えられた、計算されたメニューを食べた事は、ほぼありません。窓際のトットちゃんの学校みたいに「海のものと山のものがあればいい」とか、「そんな教科書みたいにできるわけないよー」などと思いながらも、潜在意識では、学校で習うものが、理想というか、本来のあるべき姿と思っていたのかも知れません。もしかしたら、無意識で、そういうところで、苦しんでいる人って、多いのかもね。そうじゃなくって、もっと自然に、身体が必要としているものを、美味しく食べることができるようになりたいものです。