今年4冊目「もしも君に会わなかったら」

「たくさん本を出している有名な作家さんの本」として紹介され読み始めましたが、私は早乙女さんの本を読んだ事がなかったので、長く連れ添った伴侶を亡くしたごく普通のひとりの男性の想いとして、先入観なく自然に読めました。直枝さんは、しっかり者で、おおらかでもあり、著者の奥さんとしても教師としても、とても素晴らしい人だと感じました。が!読者の感情が大いに盛り上がった最後に娘さん視線の解説があって、その内容は勝元さんも少々キビシイと思うほどにバッサリ鋭く書かれていて(笑)、でもやっぱりいい人なんだなって思いました。
読了日:2月1日 著者:早乙女勝元

もしも君に会わなかったら

もしも君に会わなかったら