2018年5冊目「働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」」

動物たちの物語と解説のバランスがよくて、挫折しないで読み切ることができました。コンピューターに言葉をわからせようとする過程をたどり、ふだん人間が言葉を扱うにあたり無意識でやっていることの多さ・複雑さを再認識し驚きました。意味と意図の章を読み、これまで「行き違いを防ぐために言葉は正しい意味で使うことが大切」という考えを持っていましたが、現実的には「もっと自分がおおらかになって、意図を汲み取るよう努力すること」が人間らしい選択なのかも!?と思うようになりました。
読了日:05月05日 著者:川添愛

働きたくないイタチと言葉がわかるロボット  人工知能から考える「人と言葉」

働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」