歯医者さんの待ち時間に読んでました。さねよしいさ子さんの詩集です。気の抜けたような言葉と、落書きみたいな挿絵がかわしくて、とっても和んでしまいました。
カナリアの詩があったの。「歌を忘れたカナリア」のカナリア。歌を忘れても、カナリアだってことは忘れないでいれば、大丈夫。というような内容のものです。さえも唄うたいだから、カナリアだね。うん、カナリアだって事は、忘れないでいよう。そう思いました。
さねよしさんは、青山劇場で上演されていた銀河鉄道の夜の舞台で、一度だけ拝見したことがあります。声と歌い方が特徴的なので、なんとも不思議なオーラを出していました。夢の中のオンナノコのようなイメージです。
- 作者: さねよしいさ子
- 出版社/メーカー: 福武書店
- 発売日: 1993/04
- メディア: 単行本
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