今年11冊目「ママのやさしさが、学力を伸ばす」

(後日追記)
先日読んだ「「続ける」技術」が良かったので、続けて読んでみました。こちらは、行動科学を使い、自分から勉強をする子供へと導くにはどうしたらいいか?というような内容でした。
大人が自分自身に行動科学を使うときとの違いは、ご褒美を金品にしない・・・くらいのようです。あと、大人は「やり方はわかっているけど続け方がわからない」というところで立ち止まってしまうのに対し、子供はその前の「やり方がわからない」で進めないでいることが、大人の考える以上に多くて、「やり方」を丁寧に教えてあげないといけないとありました。
私は、基本的な生活能力(家事能力というか)がすごく低いのですが、そういえば、きちんと習っていません。というか、そういうことを身につけるべき時期に、親も大変で家事は放棄していたので、見て学ぶ機会もありませんでした。というのは、今さらわかったことでもないのですが・・・。なので、できないことは嘆かず、これからでも、ひとつずつ覚えていけば、いつかは整然とした暮らしができるようになるのでは・・・と思えました。
この本は、事例のオンパレードで、くり返しも多く、結果だけ読みたいと思ってしまう私には、ちょっと読みにくかったのですが、全編を通して、母親を勇気づけるような書き方となっており、多分、著者の方が、子供の成績の事で悩み苦しむお母さんをたくさん見ていて、なんとかしてあげたい!と思いながら書かれたのだろうなぁ・・・というのがすごく伝わってきました。なので、そういうお母さんにたちに読んで欲しいなぁって思いました。

ママのやさしさが、学力を伸ばす

ママのやさしさが、学力を伸ばす