ちひろ美術館・東京

石神井にある、ちひろ美術館へ行ってみました。いわさきちひろさんの絵は、子供の頃に、お家に画集があったので、とても懐かしい感じがします。区内の公共施設などに設置してあるチラシを見ては、行きたいなぁ・・・と思いながら何年も過ごし、今回、初めて行くことができました。
住宅街の中の美術館で、そんなに大きくはないのですが、展示室が3つとホール、お庭、あと図書館があるので、1日、のんびり過ごすこともできそうです。今はちょうど「ちひろローランサン」という企画展の最中で、マリー・ローランサンの絵も展示されていました。
ちひろさんの絵は、どれも色が美しく、子供がかわいらしく、見ていると、こんな私でも、心がきれいになっていくような感じでした。色が混ざって、名前のつけようのない色になっているところが、とてもきれい。水彩画はいいなぁ。。。と思いながら、眺めました。ローランサンの絵は、いろいろなタイプのものがありましたが、初公開ということで特別扱いっぽかった「ブリジット・スールデルの肖像」は、私も、とても気に入りました。ここ2年くらい、ぼんやりくすみめがね(って何だろう?)を掛けて見たような色に惹かれるところがあるので、そのせいかなって思います。
あと、アトリエ復元の裏っかわに、ちひろさんの自作のお洋服(手縫いのワンピース)が展示されていたの。なんか、目が釘付け・・・になってしまいました。いいなぁ。私も、お洋服つくりたい。。。と、夏恒例の病が再発しそうになってしまいました。。。
家からは電車の乗換えが不便な印象でしたが、行ってみたら案外近かったです。展示内容も、ちょこちょこ変わるみたいなので、また、行けたらいいなと思います。