この巻は、なかなかツライところが多くて、読もう!と思うにも、エネルギーが必要です。はぐちゃんが、たくさんの箱の前で立ちつくすところとか、思い出すだけでも、どうしたらいいか、わからなくなってしまう。日常の忙しさに振り回されて、見ないふりしていることを、目の前に見せつけられたような気分になって、しんどい。
神様を見たときの回想シーンとかも。自分を救ってくれるものは、イコール、自分を縛るものになってしまうものなのか。。。とか、思ってしまう。まるで、気づかないでしてしまった、低級な悪魔との約束みたい。でも、そんな契約は、とてもとても昔の事で、今更、どうしようもないんだよなぁ・・・。
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/14
- メディア: ペーパーバック
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