五百羅漢寺と目黒不動尊

お友だちに誘われて、目黒の五百羅漢を見に行きました。五百というのは彫造された時の数で、今、残っているのは300体くらいです。羅漢さんは、羅漢堂と本堂にわかれていて、羅漢堂の方は、一体毎に、お名前と一緒に、教えの言葉が書かれていました。ひとつひとつが、わかりやすく簡単な言葉なのに、すごく深いので、短い時間に、いろんなことが心に浮かんだり消えたりしました。悩みがあるときとかに行ったら、答えをみつけるヒントをもらえるような場所だと思いました。
羅漢さんを見たあと、近くだから・・・ということで、目黒不動尊にも連れて行ってもらいました。ちょうど、護摩祈願が始まるところだったので、すみっこの方に座らせてもらい、護摩祈願を見ました(見たというのか、私も護摩祈願をしてもらったことになるのかな?)。太鼓の音とお祈りの言葉と燃える火をながめながら、魔女の儀式のようだ…とか思ってしまうのは、私が魔女だからですかね。すみません。建物の中で、あんなに燃やして、消防法的にどうなんだろうとか、余計なことばかり気になってしまいました。私は宗教がなく(「ない」と言うとまずいときは、自然崇拝ですと答えます。)、宗教に関する知識もなく、だから信心深い方たちに同席するのは、なんとなく申し訳ないという気もするのですが、お寺や神社や教会が持っている空気はとても好きなのです。なので、思わぬ寄り道でしたが、今日は、目黒不動尊さんにも行けてよかったなと思いました。
今日は、移動中に見た、しゃちほこみたいなのがついたお風呂屋さんとかがいい味出していたので「目黒って、古い建物と新しい建物が混在していて面白い街なんだね」って話しながら歩きました。個人的には、商店街にあった「火星酒場」というお店が気になったのですが、オープン前でシャッターが閉まっていたのが残念でした。看板的には、かなりツボだったんですけど。。。いつか、行ってみたいです。