今年4本目「西の魔女が死んだ」

映画になることを知ったのは、去年の初夏頃だったと思います。とても楽しみにしていました。おばあちゃんが、すごく素敵でした。私のおばあちゃんは幼稚園の時に亡くなってしまいましたが、裏庭の菜園だとか、アスパラの出荷を手伝ったことなど思い出して、じ〜んとしてしまいました。
思春期のつらい時期に、あんなおばあちゃんと一緒に過ごす時間を持てた、主人公のまいちゃんがうらやましいです。自分が、初めて死ぬことについて真剣に考えた時期について思い出してしまいました。10歳くらいの冬で、真っ暗な部屋でストーブの火をを見ながらひとりで毎日毎日考えて、怖くなっていました(今、客観的に考えるとその絵が怖いけど(笑))。でも、どうやって乗りこえたのか覚えていない。いまは、まいのおばあちゃんと同じ考えです。
まいちゃんも言っていたけれど、魔女ってやっぱり、一般的には、黒服で箒で空を飛ぶイメージなのかな。私には、あのおばあちゃんは、本物の魔女だなぁというのが判ります。そして、私もいつからか魔女を名乗っていますが、魔女というのは、やっぱり家系のような気がします。家系っていうか、血なのかな。私の母親も魔女っぽいし。だから、もし私に娘ができたら、彼女もきっと魔女だと思う。そんな気がしました。
(8/12追記)
supiritasuさんは、おばあちゃんの家へ行かれたみたいですね。いいなぁ。写真がたくさん公開されています。→清里 - なんやかんや