(4)白谷雲水峡

バスは山道をくねくねと登ります。細い道なので、小型のバスしか通れないとの事でした。途中の景色が、見晴らしよく、きれいでした。

山道には、小鹿もいました。こんどは、ちゃんと撮れました。屋久島の鹿は、天敵がいないため、人間のことも全く警戒しないのだそうです。すぐ近くにバスが止まっても「なに〜?」って感じでこちらを見ていました。

かゆいのかな? いぬみたい・・・です。

宮之浦の集落から20分ちょっとで到着です。案内所前の橋からの景色です。白谷雲水峡には、整備された遊歩道と登山コースがあり、今回は、60分の弥生杉コースを歩きました。

遊歩道なのに、いきなり、こんな大きな岩を登ります。憩いの大岩というのだそうです。どのヘンが憩いなのかなぁ・・・。私は、昨日の縄文杉の筋肉痛が残っているので、足が、足が・・・悲鳴をあげてました(笑) しかし、がしがし登ります。

切株更新の二代杉です。みなさん、とても感心して見ていますが、昨日の今日なので、しょぼく…かわいく(?)見えてしまいました。ごめんなさい〜。

飛流橋からの眺めです。水の音が心地よいです。みなさん「マイナスイオン〜」と言いながらの動作が、なんというか、神社で無病息災の煙を浴びているみたいで・・・面白かったです。

ここまで、わりと川沿いの湿った感じのところを歩いたので、道の脇には苔が沢山生えていました。立派なカメラを持った「趣味写真です!!」みたいなおじ様も、さかんに苔の写真を撮っていたのですが・・・昨日ほど、美しくないのです。。。今日は、お天気がよく苔が少し乾いた感じだからでしょうか。でも、決して干からびているわけではないのです。でも、美しさが全然違うのです。なので、「昨日の縄文杉ツアーは大変だったけど、雨で良かった!!」と心から思ったのでした。
白谷雲水峡の登山コースの方には、もののけ姫の森という名前の場所があります。でも、ガイドさんによると、「ここがモデル!!」と具体的に決まっているわけではなく、似たような雰囲気の場所に、後から名付けたとのことでした。そして「今日歩くコースでも十分雰囲気出てますよ」・・・という、慰めのような(?)解説のあとに着いた場所がここ。うーん、やっぱりちょっと、違うかなぁ。。。(笑)

景色(写真)としては、こちらの方が気に入りました。屋久島は雨が多いので、木漏れ日の写真を撮れる事もラッキーなのだそうです。わーい。

そして、このコースの最大の見所(?)、弥生杉が見えてきました〜。樹齢3000年です。

すぐ近くまで行けるので、木肌のアップの写真も鮮明です。

近くのおじさんに「さわると十年長生きするよ」と言われ、さわってきました。なでなで。

お猿さんもおりました。この辺は、鹿は多いけれど猿はめずらしいとの事。わーい。

ということで、弥生杉コースでした。100m登って100m下りてくるという歩きやすく整備された道です。しかし、筋肉痛と闘い中の私には・・・みゅー。もっと普段から足を使わないとダメですね・・・。