MLでの「本の表紙と帯」についての話題の時に「潰す本」という表現があって、私には、結構、衝撃的でした。前のお家では、同居人くんが本に書き込みするタイプだったので、線の引かれた本を見ることに抵抗はないのですが、自分は、普段は図書館の借り物ばかり読んでいるから線は引けないし、たまに買った時はもう「特別なもの!」という感じがしてしまって、とても書き込みなんてできないのです。
ですが「潰す本」のメールを読んだときに、ちょうど、「ふくろう文庫に持っていこうかな」と思っていた本があったので、いい機会!?と思って、試しに3色ボールペンを持って読み直してみました。
線を引きながら読む感覚は、とても新鮮でした。そして、本に線を書き込むとき、なんだか爽快な感じがして気持ちよかったのです。何だろう、これ!? おもしろーい。
読み終わって、どんなところに線を引いたのかをパラパラと眺めていたら、まだ1週間も経っていないのに忘れているところがたくさんありました(汗)そうだよね、身体にしみこんでいないものは、すぐに忘れてしまうのです…。
これからも、ほとんどの本を、図書館で借りることに変わりはないと思うのですが、でも、たまには、ボールペンを持って本を読むのもいいものだなぁと思ったのでした。
