古楽風ミニコンサート

今日は、高円寺のカフェにて、古楽風ミニコンサートでした。準備期間が短くどうなることかと思いましたが、暖かいお客様に恵まれて、よい雰囲気の中で演奏することができました。お店のスタッフの方にも、とてもよくしてもらい感謝しています。
演奏曲は、既存の古楽曲に日本語の歌詞をつけてもらったもので、ゆっくりゆったり、でも決して癒し系ではない、ちょっと怖い?不思議なプログラムでした。
今回、私は、妖精(妖怪?)の役だったのですが、それを最初に言われたときは、子供の頃から「怖い」と思っていた妖精だったので、正直、ちょっと嫌かも…と思いました。しかも冠(形容詞?)が変だったり(うっかり八兵衛みたいなノリ、結局変えてもらった)、イメージイラスト?がおたぴょんみたいで可愛くなかったり(ファミコンゲームのドアドアに出てくる嫌な敵)、前向きになれるネタが何もなかったのですが、、、でも、来てくださった方は、役があったことが、イメージを広げる手助けになったようで、それなりに楽しんで見てくださったようでした。
最近は大所帯に慣れてしまっていて、少人数で、生音だけで、ひとつの音楽を作るというのは、本当に大変なことだなと思いました。でも、私が、コンサティーナリュートやカンテレの音に出会って感動したり、古楽曲を聞いていいなぁって思うような事は、世間の多くの人は、なかなか体験できないことだと思うのです。ならば、せめて私の近くにいる人には、それを知ってもらうお手伝いができたらいいのになぁと思いました。
あぁ、でも、せっかくのいいものを誤解されないように、演奏能力は、より磨かないといけませんね。精進します。

それにしても、なんで私は、音楽をして、こんなに筋肉痛になるのだろう…。