かなわない夢

ふあふあ。。。

家にいるももんがは、アメリカモモンガという種類です。初めて飼うペットなので、モモンガの中でも丈夫な種類がいいと思って選びました。顔の可愛らしいタイリクモモンガにも惹かれましたが、何かで、懐きやすいが繊細で飼育が難しいと書かれていたので、まずはアメモモを飼って、いつかはタイモモも…。と思っていました。でも、もと同居人くんが飼い始めたタイモモは、1年もたたずに1匹は天国に行ってしまい、そんな悲しい話を聞いてしまったので、やっぱり飼うのは難しいのかなぁ、もしもの事があったら私、耐えられないかも、とも思い、いつか飼いたい、でも…、と、思いつづける日々でした。
がしかし…。最近知ったのですが、今年の2/1、タイリクモモンガは特定外来生物に指定されたそうです。これは、もともと日本に住むエゾモモンガと亜種間交雑する可能性があり、生態系が崩れることがないようにという配慮からお役所が決めたことのようです。ショップでは新たに販売はできず、既に飼っている人は、農林水産省に届出が必要との事でした。も、もう飼えないんだ。がーん。色々と調べていたら、届出の書類に「飼育が困難になった場合」について書く欄があるそうですが、現状「自ら殺処分する」というような事を書くしか選択肢がないともありました。そんな、書類上だけでも書けるわけないと思う。書式を作った人は、生き物を飼ったことがないのだろうか。もともといないものを、輸入してきて飼ってしまったのは人間の勝手で、それがなかったら、種を守れ!という話は出てこなかったのでしょうね。一番迷惑しているのは、何も知らない、タイリクモモンガたちかも知れません。身体にマイクロチップを入れたら痛いのかな。とにかく、いつかタイモモを飼うという夢は絶たれたのでした。