カンテレを弾かせてもらったり、インチキなフィンランド語で唄を唄ったりしているくせに、私は北欧音楽のことを何も知らないなぁと思ったので、図書館で借りてみました。各章ごとに、人にスポットをあてて書かれているので、人への興味が音楽への興味と重なって、もっと北欧音楽について知りたくなるような内容でした。でも「入門」で、これだけ詰め込まれたら、私は頭がいっぱいですー。権利の問題とかで難しいんだろうけど、付録で文中で紹介されている曲のCDとかついているといいのになと思いました。
カンテレの起源についても書かれていました。「中央アジアで発生し、西へ西へと流れてカスピ海にぶつかって右折し、フィンランドで民族楽器として栄えることができた」との事です。アジアなんだぁ。遠い国の楽器のイメージが、なんだか、ちょっと身近に変わりました。
- 作者: 大束省三
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 2000/05/22
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