今年15冊目「偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)」

やっと読み終わりました。図書館の順番待ちで、1年くらい待ちました・・・。
私はわりとレジ袋はもらいます(西友では、2円引いてくれるので辞退することもあります・・・)。割り箸も使います。でも最近は、そういうことに罪悪感を覚えるようなまわりの空気があって、私って悪者ですかねぇと思ったりしていましたが、レジ袋は使ったほうがよいのですね。リサイクルという名のもとに回収されたものたちが、この本にあるように、ほとんど燃やされているだけなのなら、一生懸命取り組んでいる人たちは、本当に哀れです。
いちばん感動的だったのは、現在の焼却炉の性能のよさ。もう家庭用のゴミは、細かく分別する必要すらないっていうか、まとめて燃やして炉の中で4つの成分に分けてもらったほうがずっと安上がりで安全なのなら、なぜそうしていないの??と思ってしまいます。
アルミ缶だけは、リサイクルしたほうがよさそうなので、アルミ缶はこれまで通り回収に出しますが、この本を読んで、とりあえず私は、牛乳パックと食品トレイをスーパーへ持っていくのはやめることにしました。これからは、燃えるゴミとして出させてもらいます。
国内にいると気づけない、ニホンの気持ち悪さ?みたいのも、そうなのか〜という感じでした。とりあえず、食べ物を捨てすぎなのは、私にも当てはまるよくないところです。もうちょっと意識して、改善していきたいと思いました。

偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)

偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)