今年16冊目「トロピカリア」

お正月に読み始めたら、思いのほか面白くって、もったいなくてチビチビ読んでいましたが、ついに読み終わりました。これを書いた人は、膨大な資料との戦いで大変だったと思います。すごいです。そして、翻訳してくださった方が、日本人にはわからない部分を補足してくださっているので、読んでいて、ほぉ〜そうなのか…と、とても理解を助けてくれました。ありがとうございます。
私は、若い頃、カエターノは特に興味なし、ガルコスタはちょっと苦手でしたが、ドミンゴを聴いて、それまで聴いていたものとのあまりのギャップに驚いて、アルバム限定でかなり好きになってしまいました。でも、その差というか、どうしてそんなことになってしまったのか、時間の流れに沿って読んでいき、とてもよくわかりました。人名・曲名など、すぐに思い浮かべられないものも多かったので、次回読むときは、できるだけ音源を手元に用意して読みたいと思いました。

トロピカリア

トロピカリア