仕事始め

多分新宿区の大きな公園の近くでした。私はホームレスでも始めたのか、ダンボールのお部屋の何もない空間を見て満足していました。そこが、異次元への通り道なのか、目を覚ましたら違う世界にいました。私はよそ者だからか捕らわれの身のようで(お城の牢のようなところにいる)、ピーターパンに出てくる孤児たちのような子供たちに見張られていました。でも、次第に子供たちと仲良くなって、こっそり城内へ抜け出したりするようになりました。その後の記憶は曖昧です・・・が、その世界でやるべきことをやって、もとの世界に帰るとき、私は公の人になっていて、お祭りのような大騒ぎでした。最後に、もう一度振り返ったとき、大臣たちが集まっている場所から、1人の豪快なおじさん(多分なんらかの肩書きがある偉い人)が「あちらの世界は楽しいか?」と聞きました。そのとき、まるで似ていないのに、「この人は、私のお父さんなんだな」と思いました。仲の良かった子供が「この街の名前はエルドラドだよ」と教えてくれた瞬間、目が覚めました。
うーんと、としまえんの、回転木馬??? 起きた瞬間は、曖昧だった部分をリアルに覚えていて、多分、かなりの冒険物語だったので、「あ〜、面白かった!」という気分でした。しかし、時計を見たら、家を出る、15分前だったんだな・・・比較的早く起きたはずなのに、二度寝してしまったのね。ひょぉぉ。
そんなわけで、ちゃんと、8時間働けるんだろうか・・・とか、そんな心配もすっかり忘れて、ぱたぱたと家を飛び出し、いつもの毎日が始まってしまったのでした。