自分と、同じような「ことば」を使う人といると、とても快適です。言語体系の違う人と話していると、本当にもう、異文化を通り越して、違う種類の生き物と話しているような気分になります。それは、価値観や属している層の違いだったんだなぁと、この本を読んでいて思いました。
「まわりの人や起こってくる状況がいまと同じであっても、あなたの意識のもち方によって、世界は、まったく違った美しいものとして、あなたを取り巻くことになるでしょう。」こういう考え方を、人はどうやって手に入れるのでしょうか。私の場合は、世の中を斜めに見たらちょうど美しかったので、それ以来、斜めに見続けている感じです。それでもいいと思うの。だって、美しく見えるんだから。
- 作者: 加藤ゑみ子
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2000/12/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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