イライラ。

カルシウムくれー(笑)
リハーサルマーク。楽譜に書いてある「A」とか「B」とか、位置を示している記号のことをリハーサルマークといいます。私の所属している楽団の楽譜には、99%、リハーサルマークがついていません。これが、私には、前からとてもとても不満だったのですが、理解されず、今日はイライラしているのです。
以前、こんなことがありました。
コンサートの当日、曲の途中から16小節飛ばして演奏することに決まったので、その曲を演奏する人たちに、途中の○○の場所を飛ばしますという内容を伝えて、本番が始まりました。でも、普段の練習を休みがちな団員さんには、正確に伝わっていなかったのです。説明したときはわかった風だったけど、結局、ずれた分で数えられなくなったのか、必要なところで入ることが出来なくて、その曲は失敗です。
「リハーサルマークをつけたくない」という人の理由は、演奏者は演奏するからにはまず歌詞を暗記して、「A」とか「B」じゃなくて、作者の気分で「夕焼けうぉーの場所」みたいな表現で分かって欲しいということでした。理解できません。楽譜に「夕焼けうぉー」って書いてあればまだ許せるけど。
確かに、私よりずっと先輩で古くからやっている団員さんには、それで通じる部分があるようなので、そういう狭い範囲の人たちはそれでいいのかも知れないけれど、少なくとも、私は不自由を感じています。私でもそうなのに(人数の半分よりは古株になっている)、入ったばかりだったり、練習が休みがちで曲の理解が浅い団員さんたちに、そんなこと望めると思えるその神経が信じられない。しかも、そうなるといいなと「思っているだけ」なんだから。
たとえば、楽譜にリハーサルマークがついていて「今日はDを飛ばします」と言えば、それですむことなのに、どうしてそれじゃいけないのだろう。頭の悪そうな理由で、本番を失敗するのは、非常に気分の悪いことです。そういう可能性を排除したいと思うことを理解されないことでイライラしている自分も、客観的に見ると、あほらしいという感じです。私が私の親友なら、きっと忠告すると思う。「そんな楽団やめちまいな。」そんな感じです。