おとくなサイはいかがです?

tamaさん(id:tama_fk)が紹介しているのをみて読んでみたくなりました。サイをペットとして飼うといかにお徳かということを説明している絵本です。この絵本のサイは目があまり可愛くないの。でも表情に愛嬌があるですよ。ページをめくりながら、何度もくすくす笑ってしまいました。でも私はやっぱりモモンガがいいかな(笑)
シルヴァスタインは「おおきな木」が子供の頃から大好きでした。最近は「新装 ぼくを探しに」の方が有名なのかな?前は、大きな木を知らない人には、熱心におススメしていたのですが、いつもあらすじを話しているだけで自分が泣いてしまい、それが混んでいる電車でもひとめを気にせず泣いてしまったということがあった時からは、あらすじを説明するのは止めました。おおきな木は、賛否両論?というか、読むと複雑な気分になる方がいらっしゃるということを、他の方の感想ではじめて知りました。私は、あのりんごの木のことなら信じられそうな気がするので、だから自分も、りんごの木のようでありたいと願うのだと思います。
おおきな木 新装 ぼくを探しに
29日追記:
私の中のりんごの木は、多分、自分を犠牲にしているとは思ってもいないのだと思います。相手の欲しがるものを、たまたま持っているから与える。それだけなの。男の子からみると受け取るものは「物」だけど、りんごの木からみると自分の一部なのです。愛情を注ぎたいからあげるということでもなく、必要とされたものがここにあるから与える、それだけのように思うのです。
私がりんごの木に憧れた?部分は、①相手が何をしても②いつもと変わらずに③ただそこに居るということです。簡単なようで、とても難しいことだと思います。わたしができるのは、今のところ、③だけです…。