２度挫折しかけたけど、やっと最後まで読めました。ソマティック・マーカー仮説についての本です。人が何かを選択する時に起こる直感（例えば不快の感情）が、選択したことによって起きるかもしれないネガティブな結果に注意を向けさせ危険信号を出し、他の選択肢から選択するように仕向けるというようなもの。ソマティック・マーカーが、危険なもの・好ましいものを無意識のうちに際立たせ、その後の考察の手間を大幅に減らしてくれているという内容です。他にも
脳損傷患者の損傷箇所ごとに異なる状態の事例とか、とても興味深く読みました…が、多分、二週間もしたら忘れてしまうでしょう。私には難しすぎた(笑)だって途中から、内容が難しいから読みにくいのか、翻訳でまわりくどくて読みにくいのかさえ分からなくなってきたもの。何をするにも、基礎力って大切だわ、と感じました。
