2020年3冊目「あのひとががんになったら - 「通院治療」時代のつながり方」

1年ほど前から、2度読みかけては途中で挫折して、今回やっと最後まで読み終わりました。まず2人に1人はがんの診断を受けるということに驚きました。私にはまだそこまで身近な病気と体感できていないからです。患者さん側から見て心無い発言と感じられる事の多くは、無知からくる悪意のないものと本で紹介されていましたが、積極的に機会を見つけて知っていかないとわからないことばかりだなぁと思いました。また違う本も読んでみたいけど、がんに関する本は、よいものを選ぶのも難しそうと感じています。

読了日:06月14日 著者:桜井 なおみ

2020年2冊目「死んでも床にモノを置かない。」

たくさん書かれているルールの中では「思いつきで片付けを始めると、終わりを決めてないため、途中で集中力が切れたり、時間切れになり中途半端に終ってしまう。どうやるか、どこまでやるかをあらかじめ決めて始める」というのが、いいなと思いました。あと、他の方も書いてるのを見かけましたが、私も「死んでも・・・」という表現は、あまり好きではないです。好きではないですが、タイトルのインパクトが読むきっかけになったので、本を世に広めるという意味では正解なのかもしれませんね。

読了日:02月29日 著者:須藤 昌子

死んでも床にモノを置かない。

死んでも床にモノを置かない。

 

2020年1冊目「生きかた上手」

 身近な人達の世代があがり病気の話も増えてきたこのタイミングで、健康であることと、内的に健康感を持っていることは別。欠陥(衰えや病)があるにもかかわらず、健やかであるという生き方を求めていくべき、という考え方に触れることができて、とてもよかったです。いちどは講演会などに行きたいと思いつつ行けないままになってしまいましたが、たくさんの本を残されているので、他の本も読んでみたいと思いました。

読了日:02月06日 著者:日野原 重明

生きかた上手

生きかた上手

 

 

「うどんのうーやん」

うどんが、自分で出前に行くことに衝撃。アンパンマンのように、飢えたにゃんこに自分を食べさせ、減った分は、そうめんでカサ増し!それでいいのか!?ベンチで休んでいる梅干しに出会った時点で、もう冷めていると思うんだけど、それでも、いろんな事情を抱えた食べ物たちを自分の温かな丼に入れてやる懐の広さ!かっこいい!そして、唐突な試練にも、やるしかないやろ・・・と立ち向かうその前向きさ!男前だなぁ!もともと、立ち食いそば屋でもうどんを注文する私でしたが、さらにうどんが好きになりました。

読了日:01月23日 著者:岡田 よしたか

うどんのうーやん

うどんのうーやん

 

「チュンまんが(1)」

とにかくチュンが素晴らしいものという共通認識のこの不思議世界が楽しそう。チュンは可愛いだけでなく、ちゃんと俗っぽい部分も持っていて、人間らしい?(いや、鳥なんだけど)ところもあるのが可愛いと思います。自分の行動範囲に、チュンのいるパン屋さんがあったら、通ってしまうだろうなぁ。

読了日:01月13日 著者:dollly

チュンまんが (1) (電撃コミックスNEXT)

チュンまんが (1) (電撃コミックスNEXT)

  • 作者:dollly
  • 発売日: 2018/12/25
  • メディア: Kindle
 

 

2019年の読書メーター

読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3171ページ
ナイス数:139ナイス

→やっと、去年読んだ本の感想を転記し終わりました。毎年、読む本の数が減っていると、転記をすると、実感します。せめて、月1冊くらいは読みたいのだけど・・・。2020年は、ペース的に全然足りていないので、今からでも、がんばりたいです。

2019年12冊目「この世を生き切る醍醐味」

私の知らない、まだ悠木千帆さんだった頃の色々なお話から、お嬢さんの也哉子さんの綴る亡くなる間際のお話まで、本当に壮絶だなぁと思いながら読みました。もっと大人になってから、または自分か身近な人が病気をした時に、また読みたいと思いました。「身体を目いっぱい動かすと、女の嫌なものが出ないで済む。」のだそうです。ゆとりは、ありすぎても、だめなのね。

読了日:12月30日 著者:樹木 希林

この世を生き切る醍醐味 (朝日新書)

この世を生き切る醍醐味 (朝日新書)

  • 作者:樹木 希林
  • 発売日: 2019/08/09
  • メディア: 新書
 

 

2019年11冊目「脱力系ミニマリスト生活」

この方の本を読むのは2冊目です。みなさんも書いているエア離婚とか、キラキラの魔法をとくためのカタカナ語翻訳の話など面白かったので、私は今回も普通に面白く読めました。読み始める前、よそで酷評を見て、どうしてかなーと思っていたのですが、著者さんの暮らし方をしていて(節約もしているけれど、しっかり使ってもいる)なお、継続して年300万くらい貯金ができるという階級感みたいなところから、このミニマリスト生活が、お金持ちのお遊びみたいに見えちゃうからなんだろうなぁって思いました。

読了日:12月30日 著者:森 秋子

脱力系ミニマリスト生活

脱力系ミニマリスト生活

 

2019年10冊目「使い果たす習慣」

ミニマリストさんのブログをもとにした本のようです。ミニマリストさんは極端なイメージでちょっと近寄りがたい感じがしますが、「使い果たす」というキーワードには憧れがあるので読んでみました。ほんとうにそれでいいのか・・・と感じるようなことでも、ご本人が納得して、楽しく暮らしいているのなら、それはそれでとてもよいことと思います。お洋服を毎シーズン数セットずつ全取替などは、とてもお金がかかりそうで、他をどんなに節約したところで真似するのは難しいと感じました。ブログは盛っていると書いてしまうのが正直でいいと思います。

読了日:11月04日 著者:森 秋子

使い果たす習慣

使い果たす習慣

  • 作者:森 秋子
  • 発売日: 2018/12/06
  • メディア: 単行本
 

「Arietta」

 tico moon って、見たことあるけど何だっけ?というところから・・・あ、遊佐未森さんのCDに参加されていた方たちだ!と思い出し、聞いてみました。ハープとギターのインストは初めて聞くのかな?このアルバムの曲が流れると、今いるこの空間の時間がゆっくりになるようで、不思議。遊佐未森さんの歌も入っていましたが、ハープの吉野さんの曖昧というか朧げな歌声は、曲の世界にピッタリで、もっとたくさん聞いてみたいなぁ・・・と思いました。

聴いた日:08月31日 アーティスト:tico moon

Arietta

Arietta

 

「ボールルームへようこそ(1)」

 アニメきっかけで読みました。仙石さんが大人げない男子な感じだったり、しずくちゃんも可愛らしさが多めだったりと、アニメは少し見やすくチューニングされていたんだなぁと感じましたが、漫画も面白く読めました。試合シーンはスピード感重視なのか、絵が流れてしまっていて、ちょっとわかりにくいかも。自分は女性なので、社交ダンスにはもっと華やかで豪華で美しいという部分を強く感じるけれど、作者さんは男性なので、凛々しい表情なんかが沢山表現されていて、受け取り方も色々なのですね。あと、さやえんどう君が食べたくなりました。
読了日:08月31日 著者:竹内 友

2019年9冊目「一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)」

まず、読み始めて数ページ目の「私の下着はみんな前が開いているの(笑)」というのに衝撃を受けました。がんについて「再発の可能性は100%、だってそういう生活をしていたから、生活習慣の見直しが大事」というのが、とても納得感があった。芝居のゆとりがどこから出ているかの答えを「不動産を持っているから」というのは、すごく現実的というか、地に足がついているというか、面白かったです。女優さんなのに身近にもいそうな現実的な感じと、他の誰にも代われない超越した個性が同居してる理由が、少し判るような気がする本でした。
読了日:08月24日 著者:樹木 希林 

一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)
 

「はたらく細胞(2)」

血小板ちゃんの飲んでいた「ちべたい麦茶」が美味しそうでした。がん細胞のお話が、切なかった。
読了日:07月27日 著者:清水 茜

はたらく細胞(2) (シリウスKC)

はたらく細胞(2) (シリウスKC)

 

「はたらく細胞(1)」

 アニメを先に見ていたので、文字と絵の密度が濃くても、めげずに最後まで読めました。個人的には、B細胞君の持っているバズーカ砲?がY字型になっているところが、IgE抗体って感じがしてウケました。漫画などの流血バトルシーンは苦手なので、白血球さんが血みどろになって戦う場面を見ると、うぅぅ・・・と、なりましたが、いやいや、そもそも、この人達が血なんだしと思い直し、そうするとどうなの?とちょっと混乱しました(笑)
読了日:07月27日 著者:清水 茜

2019年8冊目「未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること」

怖いなぁ、怖いなぁと思いながら読みました。自分に今すぐできることは、長く働けるように健康になる努力。持ち物を減らして生活をコンパクトにする努力くらいな気がします。自分の世代・性別はカードが悪すぎるというのも再認識。私が寿命で死ぬ時は、たぶんお葬式をあげてくれる人がいないんだなぁ。お葬式どころか、孤独死でしばらく放置されちゃう可能性も高いんだなぁ。高齢の方が「私なんてお荷物で…」と話すのには「そんなことないです!」って力強く言えるのに、自分が高齢になったら、生きててごめんなさいって思いそう。怖いなぁ。
読了日:07月26日 著者:河合 雅司