全体的に、私にはわかりにくい本でした。ひとつひとつのたとえ話の意味はわかるのだけど、どう自分ごとに結びつけていいのかが、うまく想像できなかった・・・。でも、「まったく新しいこと」「想定外のこと」が原因で起こることはほとんどないので、失敗の共有が必要。注意力では、失敗もミスもなくせないので、ミスを起こせない仕組みに切り替えていくことが必要・・・等、本質的なところは読み取れたと思うので、手に取ってよかったです。
読了日:05月25日 著者:飯野 謙次
2019年4冊目「必要十分生活~少ないモノで気分爽快に生きるコツ~」
著者さんの考え方や現状の紹介、失敗エピソードを読みながら、どんなジャンルのものに対しても共通することは、先入観にとらわれずに、「自分にとって」は、どんな状態が必要十分かと常に問い続けることなのだと思いました。家に置くものにルールをつけて制限していて、持ち物の点数もすごく少ないし、あぁこの方はミニマリストさん?なのかぁと思っていたところで、掃除を楽にして、生活にかかる負担を減らして、そのかわり、趣味の物は思う存分家に置く!と最後の方に書いてあったのが、ちょっと意外で面白かったです。
読了日:04月20日 著者:たっく
2019年3冊目「繕う愉しみ」
2019年2冊目「「循環ライフ」で、こんなにキレイ! ゆるい片付け」
普段使っているものを、備え付けの収納に入るだけ持つという、とてもシンプルな提案の本でした。私は、後悔できるほど捨てすぎたことはないので、この暮らし方がゆるいのかどうかはわかりませんが、世の中では「捨てよ!捨てよ!」という雰囲気があるの中、収納できるなら無理に処分しなくてもいいと言ってもらえるのは、ちょっとホッとします。掃除洗濯編の項で紹介されていた「ウタマロ石鹸」が、便利そうで使ってみたいと思いました。
読了日:02月02日 著者:小松ゆみ
2019年1冊目「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」
内容よりもまず、文章で判りやすく伝えるということがとても上手いなぁということに感動しました。業界違いの自分でもついていけるような注釈やたとえ話で、どんどん読むことができました。唯一、界王拳だけは、私にはイメージが困難でしたが…。私の仕事が終わらない理由は、安請け合いしているつもりはないけど、うまく断れずに抱えてしまいがちで、結果的にラストスパート型になってしまっているからということが判りました。仕事内容や立場的に100%改善は難しいと感じましたが、プライベートでは活用できる場面がたくさんありそうです。
読了日:02月02日 著者:中島聡
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
- 作者: 中島聡
- 出版社/メーカー: 文響社
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2018年10冊目「クローゼットは3色でいい」
オシャレの教科書!みたいな本でした。最初に定義として、『「自分の体型」「雰囲気」にあっている』ということが書かれていて、自分の長所・欠点などを確認の上、洋服を選んでいく作業をするので、結局は、自分が納得していることが重要ってことなのかしら?と思いました。3色しばりのコーデは、私にはオシャレに見えましたが、上半身か下半身は白!というのはハードル高そうです。また、周りに色が溢れてコーディネートがちぐはぐな人がいてこそ映える洗練性?というか、みんなでこの本のとおりにしたら、なんか少し寂しいような気もしました。
読了日:12月16日 著者:杉山 律子
2018年9冊目「使いきる。 有元葉子の整理術 衣・食・住・からだ・頭」
有元葉子さんの本は、初めて読みました。どの章も、おっしゃるとおりです、そんなふうに暮らせたらどんなにいいか!・・・と思う内容、でも私にはとても無理と感じてしまうような、今の私には、眩しすぎる本でした。ご自身の豊かな経験の中から企画した商品がいくつか紹介されておりましたが、私はずっと前からアイロン台が欲しいのに決めかねていたので、この本で紹介されていた商品を検討してもよいかなと思いました。ディノスのサイトを見てみようと思います。あと、マキタのハンディタイプの掃除機もいいかも!
読了日:11月24日 著者:有元 葉子
2018年8冊目「モモンガだモン! 北の森からのメッセージ」
可愛らしいエゾモモンガの写真集です。大自然を背景にしたリアルな滑空写真に感動しました。空高く飛んでいるものだけでなく、わりと距離感の近い写真もあるのがすごいです。44ページのトドマツの葉を取ろうとするあおり構図のモモンガちゃんは、かなりレア度が高くて気に入りました。最後の写真毎の解説は、写真家さんが被写体へよりそう気持ちが感じられてよかったです。
読了日:09月29日 著者:太田達也
2018年7冊目「先延ばしは1冊のノートでなくなる」
タイトルにつられて読んでしまいましたが「先延ばしをなくすための本」ではなく「夢を叶えるための行動をうながす本」ですねこれは。冒頭で著者なりの「先延ばし」の定義などを書いているので、辻褄はあっていてるのだろうだけど・・・うーん。ちなみに「ぶっとんだ目標」というネーミングにもときめきが持てません。このノート術?自体は、あちこちで見かけた様々な要素が活かされていると感じ、夢はあるのに行動できないという人には有効かも。でも、雑務などの先延ばしをどうにかしたいという悩みについては、解決は期待できないと思いました。
読了日:08月14日 著者:大平信孝
2018年6冊目「朝1分で服が決まる4つの法則: 必ずほめられる「つくりおきコーデ」が誰でもできる! (実用単行本)」
「大人の女性の仕事着コーディネートの本」ということで、あぁこれは私に足りないものだ・・と思い手に取りました。コーディネート例は「そういうの見たことある!」という感じなのですが、自分が着てみたい?似合いそう?かというと、ちょっと微妙。コットンパールのロングネックレスで顔色が明るくなるのはわかるけど、それをつけるのは、なんか負けのような気がしてしまう自分もいて、難しいです。ポリウレタン混は伸縮性アリとか、「フォーカジランク(フォーマルからカジュアルまでの5段階)」の考え方は、知ることができてよかったです。
読了日:07月11日 著者:みなみ 佳菜
朝1分で服が決まる4つの法則: 必ずほめられる「つくりおきコーデ」が誰でもできる! (実用単行本)
- 作者: みなみ佳菜
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/10/03
- メディア: 単行本
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「ちいさこの庭 (フラワーコミックスアルファ)」
あちこちで泣いてしまったのは、自分が妖精や小人のお話が大好きな少女時代を過ごしてきたからなのか、誰でもそうなのか。大人になると見えなくなるって話はよくあるけれど、恋をすると見えなくなるという設定だと、大人になっても見えていたり、幼稚園児でも見えなかったりするというのが面白い。だから最初と最後以外は、ちいさことの別れの物語であると同時に、人が恋に落ちる瞬間のお話だったんだなぁ。
読了日:05月31日 著者:小玉 ユキ
2018年5冊目「働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」」
動物たちの物語と解説のバランスがよくて、挫折しないで読み切ることができました。コンピューターに言葉をわからせようとする過程をたどり、ふだん人間が言葉を扱うにあたり無意識でやっていることの多さ・複雑さを再認識し驚きました。意味と意図の章を読み、これまで「行き違いを防ぐために言葉は正しい意味で使うことが大切」という考えを持っていましたが、現実的には「もっと自分がおおらかになって、意図を汲み取るよう努力すること」が人間らしい選択なのかも!?と思うようになりました。
読了日:05月05日 著者:川添愛
働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」
- 作者: 川添愛,花松あゆみ
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2017/06/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2018年4冊目「片づけHACKS!」
たった1年半前に書かれたものがこんなに古く感じるなんて、キビシイジャンルというか既に書籍向きの内容ではないのでしょうね。それでも新しく知ったこともあり、乗換アプリの検索結果をカレンダーに登録というのは、早速真似してみました。でもGmailメールからタスクに追加はうまくいかなかった…。分子生物学者を集めて行ったアイデアが生まれる瞬間を探す調査の話が面白かったです。とにかくカタカナ語が多く、わからない人への配慮?なのか一応カッコ書きで意味を書いてあるとはいえ、私には、知らない言葉が多くて読みづらかったです。
読了日:05月01日 著者:小山 龍介
片づけHACKS!―がんばらないで成果が上がる「場を整える」コツと習慣
- 作者: 小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/11/25
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「プリニウス5 (バンチコミックス45プレミアム)」
「書物の情報や想像だけでは、わかったつもりになるだけ。動いて得られた教養こそが、本物の血となり肉となる…」というのは、プリニウスの時代よりも現代のほうが、気に留めておかないといけないことと思います。ポッパエアの若い頃のイルカと泳ぐ姿の可愛らしいこと、それがあんな恐ろしい人に変わらざるを得なかったのかと思うと可哀想。最後に噴火に見惚れて火の神を讃えるプリニウスの姿は、そりゃあ死ぬでしょ…みたいな納得感がありました(まだですが)。
読了日:03月31日 著者:ヤマザキマリ,とり・みき